ケンコー バリアブルNDX II 67mm 可変式NDフィルター
【用途】
■一眼動画撮影の必需品
動画撮影の場合、フレームレート(fps)によって適正なシャッタースピードが決まっている
ため、撮影意図に合う絞り値で撮影するには、NDフィルターによる露出コントロールが
必須です。
通常はフレームレートの2倍までが適正なシャッタースピードです。
【例】
60fpsの場合、適正シャッタースピードは1/100秒
30fpsの場合、適正シャッタースピードは1/50秒
(蛍光灯のフリッカー現象を避けるために、東日本では1/50秒や1/100秒、西日本では1/60秒や1/120秒などに設定)
シャッタースピードが速すぎると、動きがつながらずパラパラした不自然な動画に見えて
しまいます。目が疲れない自然で滑らかな映像を撮るためにNDフィルターは欠かせません。
■絞りを開けた撮影時の白飛びを防ぐ
晴天時にF1.4やF1.2といった大口径レンズで絞りを開けて撮影すると、シャッタースピードを
1/8000秒にしても白飛びしてしまう場合があります。
そんな時バリアブルNDXⅡで減光すれば、白飛びを防ぐことができます。
■静止画でのスローシャッター撮影に
NDフィルターがない場合、シャッタースピードを遅くするためには最小絞り近くまで絞り込み、
その結果画質低下を引き起こしてしまいます。
バリアブルNDXⅡを使用すれば、レンズの解像度を保つ絞り値の状態でスローシャッターを
実現します。水流や人、車など動く被写体のブレを活かした表現が可能になります。
【使用上のご注意】
濃度調整にはご注意ください。焦点距離が短いほどムラは出やすくなります。
「使用可能な濃度範囲の目安」をご確認ください。
●正しい明るさに表現するために露出補正が必要な場合があります。
●枠の表記は目安です。構造上min及びMAXの位置とフィルター効果にわずかな誤差を生じる
ことがあります。またminとMAXの中間にある点は絞り段数を表すものではございません。
減光量はカメラに表示される露出の値をご確認ください。可変式NDフィルターはmin側の
減光量の変化は緩やかで、MAX付近で急激に減光量が落ちます。
●一眼レフでスローシャッター撮影する場合、ファインダーからの逆入射光の影響が生じます。
アイピースシャッターなどによりファインダーの遮光を行なってください。
●本製品には偏光膜を採用しています。偏光膜は熱および紫外線により劣化する性質があります。
7年程度をめどに買い換えをお勧めいたします。
●ガラス4枚を使用する構造上、通常のフィルター枠より厚い枠となっております。
目安として28mm以下の焦点距離ではケラレが発生する場合がございます。
●偏光膜を使用していますが、PLフィルターの効果はありません。
●太陽撮影には適していません。
●フィルターサイズは67mm、77mm、82mmの3サイズのみです。
その他サイズのレンズでは、ステップアップリングを併用してください。
その他のオススメ商品
アイテムリスト
| フイルム| その他撮影用品| マウントアダプター| プリンター/スキャナ| 整理用品/額縁| 防湿庫/防湿 クリーニング用品|
| カメラバッグ/ウェア| SONY製品| 中古商品|
「バリアブルNDXII」に67mmを追加。
新開発の偏光膜により忠実な色再現を実現した究極の可変式NDフィルター。
【進化したポイント】
■色カブリせずに減光できる
・は新開発の偏光膜採用によりニュートラルな色味を実現。
■可動範囲90°、動画撮影で便利な着脱可能なレバー付き
・前枠を回転することで減光量を調整できます(ND2.5〜ND450相当*1)。
一眼動画撮影で露出オーバーを防ぐのに欠かせないフィルターで、
静止画でのスローシャッター撮影にもお使いいただけます。
■偏光効果を起こさない設計
*1 濃度をMAXに近づけた時に映像にX状のムラを生じることがあります。
使用するレンズの焦点距離が短いほどこの現象は起こりやすくなります。